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【ラサ（中国チベット自治区）共同】中国チベット自治区当局は２７日、中国政府手配の取材でラサ滞在中の外国メディア記者らに、１４日起きた暴動などに関与したとされる容疑者２人に対する取材を認めた。２人ともチベット民族で「周囲の人間にけしかけられた」などと語り、政府や漢民族に対する不満はないと強調した。最大手の新日本監査法人に所属していた会計士が、監査を担当していた企業の内部情報を基に株を売買していた。会計士が業務で知り得た秘密を悪用したインサイダー取引の発覚は、初めてだ。＜矛盾＞――「さあ、お立ち会い。この盾は天下無敵。どんな鋭い矛でも突き破れない」。商人は続いて矛を取り出して「この矛にはどんな盾でもかなわない。必ず突き破られる」◆では、この矛でこの盾を突いたらどうなる。これがつじつまの合わぬことをいう＜矛盾＞の起こり。よい武器が飛ぶように売れた中国の戦国時代の話。「韓非子」にある◆日本銀行の独立性を尊重すると言いながら、結果は日本銀行をおもちゃにしているような政治状況を見て、矛盾の語を思い浮かべた。矛盾の衝突の末、日銀総裁のポストはきのうから空席◆きょう、日銀はリーダーのいない異常な状態で営業を始めた。財務省ＯＢを総裁にすれば、日銀の独立性がそこなわれるという民主党の不同意に始まって、この事態になった◆独立性尊重をうたいながら政治が日銀をほんろうし、日銀総裁の権威を失墜させるような結果を招いた。矛と盾のような与野党双方の意地の張り合いは日銀の独立性をもてあそぶという矛盾を招いた◆ねじれ国会は矛と盾を政争の具にする戦国時代なのか？米ソ冷戦時代に米ウエストバージニア州に建設された連邦議会議員用の核シェルターが、改装工事を終えて２年ぶりに再公開された。核戦争の恐怖は遠のいたが、テロという新たな脅威もあり、７月末に再開されたツアーは２カ月で約６０００人が参加するなど人気を集めている。　アイゼンハワー大統領の指示でシェルターが完成したのは１９６１年。ワシントンから車で4時間ほどのリゾートホテルの地下にあり、９２年にワシントン・ポスト紙が暴露するまでその存在は極秘とされていた。９５年に政府が使用契約を打ち切り、ホテルが見学ツアーを始めた。　シェルターはアメフトの競技場と同じぐらいの広さがあり、議員とスタッフ１１００人の収容が可能だった。全員が２カ月間生存できる食料と水が常備されていたという。放射能汚染を除去するためのシャワー室や記者会見室などが保存されているほか、今回の改装で医療、通信施設や議員用の寝室などの展示が加わった。　シェルターに通じる厚さ約４６センチの鋼鉄製のドアはホテルの地下にあり、壁紙で隠されていた。ドア近くの家電品修理店が実はシェルターの制御室で、修理工を装った退役軍人らが管理に当たっていた。ツアーガイドのリンダ・ウオールズさんは「私も知らずにテレビの修理を頼んだことがある」と笑う。　ホテルの劇場と会議場が臨時の上下両院議場として使われることになっていたという。「シェルターは議員を守るためではなく、民主主義を継続させるための施設だった」とウオールズさんは説明する。　今回の改装でシェルターの一部は重要書類やデータの保管庫として貸し出されることになった。同時テロ以降、非常時のデータ管理の重要性が再認識されたことから、堅固なシェルターの安全性に目を付けた企業の申し込みが殺到しているという。　（ワシントン＝芦塚智子）一方、自民・伊吹、公明・北側の両党幹事長は国会内で野党４党の幹事長と会談し、ガソリン税以外の租税特別措置の期限を１か月延長する法案（つなぎ法案）を、与野党が合意して年度内に成立させるよう求めた。国内金融機関が海外から資金調達して海外で運用する「東京オフショア市場」の預金利子の非課税などが対象で、期限切れの影響が大きい特別措置を救済する狙いだ。与党はつなぎ法案の期限が切れる前に、税制関連法案を衆院で再可決して成立させることを想定している。ソニーは、デジタルフォトフレーム「Ｓ―Ｆｒａｍｅ」の３機種を５月９日に発売する。高解像度の液晶パネルを採用、逆光やピンぼけなどを補正する機能を搭載した。オープン価格で、想定価格は９型が３万５０００円前後、７型の２機種が２万円前後と２万５０００円前後。（電）０１２０・７７７・８８６シャトル帰還後、ゴーリ船長（中央）らと話す土井さん（左）＝ロイター